みちのく銀行の概要と主なサービス

みちのく銀行の歴史


青森県にあるみちのく銀行は、ユニークな取り組みをしている地方銀行として有名です。みちのくとは東北地方を指し示す言葉のひとつですが、実際には青森県を中心として秋田県、岩手県などを中心に店舗を置いている銀行です。かつては青和銀行という地方銀行だったのですが、昭和51年に弘前相互銀行と合併し、現在の形となりました。

みちのく銀行になってからは、特にライバルと言える青森銀行との顧客獲得競争を行いつつ、自らの資本力増加を図りました。実際に店舗数などでは青森銀行にはかなわないのですが、自己資本の面だけでいえば青森銀行を上回っているほどの力を持っています。

しかし、みちのく銀行の歴史の中では行政指導が数多くなされたのも事実です。平成17年には全顧客の個人情報が入った媒体を紛失する事件を起こし、その後ワイドショーなどでも話題になった「アニータ」と言えば思い出す人も多い、青森県住宅供給公社巨額横領事件などに関与したこともあり、金融庁からの行政指導を受けています。その後これらの行政指導に対して改善を図るべく、関わりの深かったみずほ銀行との人的交流を行うなど、甘かった経営体質の改善にも乗り出しています。

また、先を見据えたユニークな取り組みとして、経済的にもつながりが広がっているロシアへの支店設置を行ったこともあります。モスクワ、ハバフロスク、ユジノサハリンスクという主要都市に支店を設けたのですが、経済情勢の変化とともに平成19年度末で支店を閉鎖しています。このように「攻め」を見せることもあるみちのく銀行ですから、今後の新しい「攻め」の戦略には、期待せずにはいられません。