みちのく銀行の概要と主なサービス

みちのく銀行とライバル銀行


みちのく銀行にとって最大のライバル銀行と言えば、同じ青森市に本拠地を持つ青森銀行でしょう。青森銀行は自治体の指定金融機関として主に官公庁との関連を深めているのに対し、みちのく銀行は資本力をバックに融資業務を拡大させ、県内企業との取引を主にしています。方向性が違うので、顧客の住み分けができているようにも感じますが、とにかく多くの顧客を獲得したいのはお互いに思うことで、今後もこの2行はライバル関係が続くものと思われます。

一方、青森県内には青い森信用金庫などの金融機関がありますが、みちのく銀行にとって意外なライバルといるのは、JAバンク(JAマリンバンク)です。青森県は農業、漁業が盛んな地域でもありますから、JAをメインバンクとする市民も多いです。そこで、みちのく銀行は個人向けの融資を充実させるなどして、JAから乗り換える顧客の獲得も目指しています。

また、ライバル関係ばかりを構築しているわけではありません。隣接地域でもある北海道の北海道銀行、東北地方全体に店舗を保有する東北銀行とはライバルでもありながら、ATMを相互に無料開放するなどの「呉越同舟」の関係を構築しています。ATMを自社保有するコストを削減し、手数料を無料化することで顧客の利便性を向上させる取り組みとして好評を博しています。

最近では、青森銀行との間でもATMの相互無料開放を始めました。官公庁に設置してあるATMについて、平成20年度から相互に無料開放することとしたのです。みちのく銀行は激しいライバル銀行との争いを抱えている最中ではありますが、相互にメリットのある連携も合わせて推進するというスタイルには好感が持てます。